ご自身やお子さんを理解する客観的な指標のひとつとして、各種心理検査を実施することができます。

 

ただ結果をお伝えして終わるのではなく、検査を通してわかったことから、

日々の困りごとをどうしていくか、

周囲の関わり方や環境の調整についてなど、

具体的にどう生活を工夫していくと良いか、話し合いながら整理していきます。

 

「できること」を広げ、日々の不安や負担を減らすことで、「生きやすさ」を感じられるための相談を継続することもできます。

発達特性に基づいて理解するために、ご家族が結果を一緒に聞くこともお勧めします。

検査は、初回面接(成育歴や困りごと等をうかがいます)→検査実施心理検査結果説明(心理検査報告書付)の流れで行います。

どの検査を実施するかは、初回面接の後、心理士からご提案します。

検査結果を丁寧に分析の上で、困りごとの背景と対応について報告書を作成するため、検査実施から結果説明までには1か月程度お時間をいただきます。

 

検査のご希望や、困りごとなどについて、まずはお問い合わせください。

■ 詳細

WISC-Ⅳ

お子さん(5歳0カ月〜16歳11カ月)を対象とした知能検査です。

得意なこと・苦手なことを詳しく知り、学習や生活の中での困りごとの背景を理解し、工夫するのに役立ちます。


WAIS-Ⅳ

青年期~成人(16歳0カ月〜90歳11カ月)を対象とした知能検査です。

得意なこと・苦手なことを詳しく知り、仕事や日常生活上の困りごとの背景を理解し、工夫するのに役立ちます。


KABC-Ⅱ

2歳6カ月~18歳11カ月を対象とした認知処理能力を測る検査です。

学力の基礎となる習得度をあわせて測定でき、勉強の仕方やサポートの方法を考えるのに役立ちます。


PARS-TR

発達特性や発達歴を評価する検査です。

保護者に面接で聴取します。



■ 中等度

Vineland-Ⅱ

適応行動(日常生活の自立度や人との関わり方)を評価する検査です。

対象者の様子をよく知っている回答者(保護者など)に面接で聴取します。


P-Fスタディ

図版に対する反応のタイプから、性格傾向を把握するのに役立ちます。

児童用・青年用・成人用の用意があります。


SCT

文章の記述から、個人の性格特性を幅広く把握できます。

小学生用・中学生用・高校・成人用の用意があります。



■ 簡易

AQ

自閉症傾向を評価するスクリーニング検査です。

16歳以上を対象とした自己記入式検査です。

 


ADHD-RS

ADHD(注意欠如多動症)傾向を評価するスクリーニング検査です。

5歳~18歳を対象とした質問紙を保護者に回答して頂きます。

※ご自身で回答する成人用(ASRS)は無料です。


〈検査と報告書を含めた料金(会員)の例〉