【でぃえご】対訳:『Full Moon Full Life』

【楽曲(Youtube)】

https://music.youtube.com/watch?v=hWhgrA2dhrk&list=RDAMVMhWhgrA2dhrk

 

 

 

【歌詞/対訳】

 

It's full moon again

また満月の夜が来る

 

Crazy how time flies

時は待たない

 

One might wonder if past path was in a right direction

間違った道を選んだのかと不安になることもあるだろう

 

But I do believe

でも、信じている

 

Things come to life by accident

偶然に思える出来事であっても

 

When it remains on 

その連続が

 

Sounds like it's mean to be

きっと運命になるのだと

 

 

 

(Wake up !)

(目を醒ませ!)

 

New space made when things fall apart

破壊と共に創造が始まる

 

(Get up ! )

(立ち上がれ!)

 

What matters after ending's how you left a mark

自分が存在した証を刻み付けろ

 

(Don't wait up !)

(待っているだけでは駄目だ!)

 

Fire in my soul fire in my heart 

魂を燃やせ 心に火をつけろ

 

til you see me on the other side of stars, 

君が星の彼方から見守ってくれるなら

 

I'm running

僕は走り続けられる

 

 

 

All the journeys start somewhere with a first step

最初の一歩を踏み出した時から、もう旅は始まっている

 

No one's sure what lies ahead, be hold and brave

何が起こるかは誰にもわからないけれど、どうか勇気は失わないで

 

(Stand up !)

(立ち上がれ!)

 

Roads may be rough and tough though it will lead somewhere

困難な旅路であっても、きっとどこかに繋がっているはずだから

 

(Nothing easy get up and get it go !)

(容易な道ではないことは分かっていたはず さぁ往け!)

 

Sometimes it's journey itself that teaches a lot about the destination not aware of

旅の中で、想像もしなかった目的地に導かれることもあるだろうけれど

 

No matter how far

どれほど遠くても

 

(No matter how far)

(どれほど遠くても)

 

How you go 

何があろうとも

 

(How you go how you go)

(そう、何があろうとも)

 

How long it may last 

終わりが見えないとしても

 

Venture life burn your dread

己が生を賭して、恐怖を燃やせ

 

(Carpe Diem No time to waste,)

(今を生きろ 無駄にできる時間はない)

 

(you gotta venture life go get it burn your dread)

(さぁ、己が生を賭して、恐怖を燃やせ)

 

 

 

When there's a beginning

始まりと共に

 

There's an ending too

終わりもまた訪れる

 

As we go we across many predicaments

旅の中ではいくつもの苦境に陥るだろう

 

Delight lies beneath colors of life that's excellent

けれどこの素晴らしき人生には喜びもある

 

Though picture fade away beauty will remain the same

色あせてしまってもその美しさは損なわれない

 

 

 

(Go !)

(往こう!)

 

Stop living dead when your heart's beating still

鼓動が続く限り、現状に甘んじるな

 

(Hope !)

(望め!)

 

No slowing down for me I'm never gonna chill

足を止めるな 休む暇はない

 

(Go !)

(往こう!)

 

Every low phase I ride it like a drill

上手くいかなくとも突き進む

 

I'll abide by the rules but outshine and prove

運命に身を委ね、しかしより強く、より高みへ

 

 

 

Only time will tell the magnitude of deeds

成し遂げたことの価値は時が判断するだろう

 

Longer we wait may it be the sweeter kiss

甘いキスをおあずけされるのと同じ

 

(Or will it ? Only time will tell)

(きっと時が来れば分かるさ)

 

Standing by for answers

待ち望んでいた答えは

 

Shall it ease the pain 

この痛みを癒してくれるだろうか

 

(Nothing easy get up and get it go !)

(容易な道ではないことは分かっていたはず さぁ往こう!)

 

Only from the heart one reaches to the sky

心のままに夢を抱いて

 

Ups and downs they go so hands up and enjoy the ride

いかなる時も「今」を乗りこなそう

 

As you go

あるがままに

 

(As you go)

(あるがままに)

 

Believe in

信じて

 

(Believe in)

(信じて)

 

The faith and yourself 

自分自身とその信念を

 

Venture life burn your dread

己が生を賭して、恐怖を燃やせ

 

(Carpe Diem No time to waste,)

(今を生きろ 無駄にできる時間はない)

 

(you gotta venture life go get it, no regret)

(さぁ、己が生を賭して、悔いがないように)

 

 

 

Choices one makes

下した選択は

 

Reflect hope and fear

望みと恐れの裏返し

 

Be brave endure the pain then

勇気を持って痛みに耐えられれば

 

One might just gain the strength

力を得られるかもしれない

 

One sought which may be hearts and soul of life meanings all of us search for

探し求めていた力を、魂と心の意味を

 

 

 

Question No answer will this be for nothing

答えのない問いに意味はない

 

I felt so 

そう思っていた

 

So Worthless and nervous disgusted

無力感と不安にうんざりしていたんだ

 

I would be so broken unless I conducted diligently, patiently and trusted myself

努力して、耐えて、自分自身を信じなければどうしようもなく壊れてしまいそうだった

 

Nothing was given to me so gonna go earn it

何も与えられないというのならこの手で掴み取る

 

Every pain is another motivation I burn it

あらゆる痛みが力に変わる

 

Trepidation doesn't stop death but it stops life 

恐れを抱いたまま生きることはできない

 

Accepting open minds for lights

心を解き放って、光の中へと飛び込もう

 

 

 

One day these quiet voices will be heard

いつか、この声なき声が叫びとなって

 

Loud and clear the story of the ones we miss

僕らは失った人たちとの物語を思い出す

 

(Stand up !)

(立ち上がれ!)

 

But shed no tears

けれど涙は流さない

 

Realize what they left behind

今なら彼らが遺してくれたものの意味が分かるから

 

(Nothing easy get up and get it go !)

(容易な道ではないことは分かっていたはず さぁ往け!)

 

Explore within the limits of the time

限りある時の中で探し続けよう

 

No one should need a permit to a way of life

自分で決めた生き方に口出しなんかさせなくていい

 

No matter how far

どれほど遠くても

 

(No matter how far)

(どれほど遠くても)

 

How you go 

何があろうとも

 

(How you go )

(何があろうとも)

 

How short it may last

残された時間が少ないとしても

 

Venture life burn your dread

己が生を賭して、恐怖を燃やせ

 

(Carpe Diem No time to waste,)

(今を生きろ 無駄にできる時間はない)

 

(you gotta venture life go get it burn your dread)

(さぁ、己が生を賭して、恐怖を燃やせ)

 

 

 

【感想】

最初はただただ曲がよかったので、あまり歌詞の意味を気にせずに聴いていたのですが、いざ対訳してみると難解だったり、抽象的な表現が多く、想像以上に奥深い1曲でした。ペルソナシリーズの中でも「3」は生と死をテーマに据えた、ここ最近のペルソナ作品の中ではかなりシリアスなストーリーが印象的ですが、この曲の儚くも力強い炎のような歌詞からもそうしたテーマ性をモロに受け取ることができて、対訳している最中はめちゃくちゃエモかったですw

この力強い歌詞を意識しながら曲を聴くと、生とは限りあるものだからこそ、生きる活力が湧いてくる気がします。

コメント: 4
  • #4

    かん (月曜日, 15 12月 2025 10:44)

    >>でぃえごさん
    僕からすると寧ろ、この対訳はエモーショナルな部分とクールでスタイリッシュな部分の両方を兼ね備えていて見事なセンス、バランス感覚だと感じますよ!
    本当に完成度が高いです。

    「虚無的な時間の過ごし方を選んでしまう」これは僕もそうなんですよ。
    でぃえごさんの言っていること、めちゃくちゃ共感します。
    僕の場合は、言い聞かせることで葛藤が始まってしまうというか「意味があるのか、ないのか」ということを延々と考えてしまって逆にしんどい時もあったりします。

    好きなことって思い入れが強いからこそ、適度な距離感や向き合い方が難しいなといつも感じたりしていますね…
    自分自身のコンディションによって、好きなことに対する感じ方も変わってきたりして、いちいち動揺してしまったりすることも多いです。
    それでも、やはり焦らず僕自身これから世界を広げていく為にも、今手元にあるものを大事にしていきたいなと思ったりしていますね。

    「精神的な死」があったからこそ「生」の尊さを感じられた、というのは僕は凄くあります。
    変な話ですが、実際これが僕にとって一番大きなモチベーションなんじゃないかと感じる時も結構あります。
    でぃえごさんの今回の対訳にインスパイアされて、僕もギャラリーに新しく対訳を挙げさせてもらったのですが、作っている間もやはりそれを強く感じたんですよね。

    確かに人生における停滞は受け入れる他ないもので、抗ったとしてもその渦中にいる時は抜け出すことが難しいなと感じます。
    僕自身「受け入れること」や「待つこと」自体を肯定的に捉える為に、意味付けをする為にある種一般の人よりも、かなりロマンチスト的な考え方に頼って生きているところがあるかもしれないですね。
    でも、自分の中のそういった部分は、必ず何かしら次に繋がっていくとできるだけポジティブに捉えるようにしています。

    かなり長文コメントしてしまいすみません!笑
    こういった対訳のテーマ性から色々考察をしながら、自分自身について俯瞰したり考えるきっかけが生まれて、それをこうして共有できるのが僕としては本当に嬉しいです。
    一人で延々と考えていても気付けないことにパッと気付けたりするので、改めてこういったことって大事だと実感しました。

  • #3

    でぃえご (火曜日, 02 12月 2025 13:46)

    >>かんさん
    "Full Moon Full Life" 気に入ってもらえて嬉しいです!この曲はペルソナシリーズの楽曲としては割と最近の曲ですが、個人的には全シリーズ通して1番好きな曲なので。ただ、思い入れがありすぎて後から振り返ると対訳が少し仰々しい感じになってしまったところもあって、そこはちょっと反省してますw

    対訳についての感想を聞いてとても成程と思ったというか、感銘を受けたのは、「色あせてしまってもその美しさは損なわれない」という部分について、「人生を無意味だと感じてしまったり、虚しさや空虚感を強く感じた時、好きなものに触れても尚しんどいと感じてしまう時に、いつも実際に自分自身に言い聞かせている」と書かれていたことです。僕も人生に虚無感を感じることがあって、そういう時って僕の場合は好きなこともあまりやる気が起こらないというか、やってもしょうがないなと感じてしまって手が遠のいて、帰って虚無的な時間の過ごし方を選んでしまうのですが、言われてみればこの言葉をそういうときにこそ言い聞かせたいなと思いますね。

    あと、おっしゃる通り、この曲の歌詞は生と死が強く意識されているなと僕も感じています。ゲーム自体のテーマだからというのもありますが。肉体的な死以外にも、生きながらにして死ぬ「精神的な死」というべきものもまたあるなと僕も思っていて、この曲としてはそういったことも踏まえて本当の意味での「生」の尊さを説いているような気もしています。もっとも、僕は人生においてはどうしても一時的な停滞を受け入れざるを得ない時もあるとも思っていて、対訳で書いたような停滞=死というのは少し強烈すぎるな言い方なような気もしますが、個人的にはそれくらい強烈な詞もまた活力が湧いてくる気がするので好きですね。

    >>れいちぇるさん
    感想ありがとうございます。ペルソナの音楽ってオシャレですよね!この曲はペルソナ3のリメイク作の主題歌で、元の3が4や5のようにオシャレ&スタイリッシュ路線に完全に移行する前の過渡期的な立ち位置の作品だったので、主題歌のアニメっぽさというのはそういうところからもきているのかな?とは思ってます。

    対訳ですが、そんなに難しく考える必要はないですよ。訳を考える中で、僕もわからない単語やイディオム(言い回し)とかはたくさん出てきますし、完全な洋楽とかだと単に英語を知っているだけでは分かりようがないスラングとかもあって、お手上げ状態になることもありますw そういったときにはネット検索とかを駆使しつつ、自分なりの訳を組み立てていくといった感じです。だからこそ対訳って、同じ曲でも訳す人によって内容がところどころ違ったりして、「こういう解釈もあるのか」と感じられるのが面白かったりするんです。何もガチガチの翻訳ではないので、趣味で楽しむ分には自分なりの解釈や、思いの丈を入れ込んでみるというのも全然ありだと思います!

  • #2

    れいちぇる (月曜日, 01 12月 2025 12:53)

    かんさんも書いていますが、ペルソナ、音楽もおしゃれですよね!
    この曲は少し古めの、アニメっぽさも感じる雰囲気なのがまたいいですねw
    そして毎度のことですが、対訳すごい・・英語が苦手勢の私にはできない、本当にすごい!と思っていつも読ませてもらってます!

  • #1

    かん (土曜日, 29 11月 2025 22:33)

    まず曲についての感想なのですが、最初の入りの方を聴くとけっこうお洒落な感じだったので、最後まで00年代っぽいネオ渋谷系的な感じの曲なのかなと思いきや、途中からラップも入って一気にミクスチャーロック的な展開になり、サビはかなり00年代の洋楽のエモ、ポップパンクを感じさせるメロディで、ジャンルとして色々詰め込まれているけど上手くまとまっていて、ブレないエモさを感じさせる、個人的に凄く好みの曲だなと思いましたね。

    対訳の感想も書いていきますね。
    個人的にいつも凄く感じていることなのですが、僕はでぃえごさんの作る対訳や一つ一つの言葉の表現に込められたエモさ、熱さや芸術性が本当に好きです。

    個人的に今回の対訳でかなり好きな部分は『色あせてしまってもその美しさは損なわれない』というところですね。
    これは、僕自身が人生を無意味だと感じてしまったり、虚しさや空虚感を強く感じた時、好きなものに触れても尚しんどいと感じてしまう時に、いつも実際に自分自身に言い聞かせていることと全く同じだからです。
    というか、この言葉に僕は全ての本質が宿っているくらいに感じたりするし、こういう言葉があるから、同じように感じている人も必ずいるはずだから、と思うことで気持ちを落ち着かせて乗り越えてきた瞬間が、僕には数え切れないほどあります。

    また、僕はゲームをプレイしたことがないのであまり詳しいことがわからないのですが、でぃえごさんも仰っているようにこの曲から「生と死」というテーマ性を強く感じますね。
    すごく個人的な解釈になってしまいますが「色あせる」ということは「生きながら死ぬ」ということと同じようなニュアンスだと感じていて。
    僕自身が生きている日常の中で、そんな風に感じる瞬間がおそらく一般の人よりはかなり多いのですが、実はこれって多かれ少なかれ誰の中にも存在するし、思ったより普遍的なものなのではないかと考えたりしています。
    テーマ性として僕はそういったものにとても惹かれるし、今後も考えたり自分の中で深めていきたいと強く思っているので、今回の対訳は凄く今の自分自身と共鳴するものがあり、なんというか本当に胸が熱くなりました。

    毎回凄く楽しませてもらっているし、こうして新たな気付きやインスピレーションが生まれてくるのでとてもありがたいなと思っています。
    それと僕もまた近々対訳を出したいな、と思いました。