最近Steamで素敵なゲームを2つ見つけました。「Dystopika」と「Tiny Glade」です。
2つとも所謂サンドボックスと呼ばれるジャンルのゲームです。サンドボックスとは、用意された空間で色々なものを作るなどして自由に遊ぶゲームジャンルのこと。代表的なところだと、マインクラフトやテラリアが有名ですね。
さて、ゲームの説明に入りますが、2つとも基本的なコンセプトはほぼ同じ。「作って眺めて楽しむ。」ただそれだけのゲームです。「Dystopika」は映画「ブレードランナー」に出てくるようなサイバーパンクなディストピア都市を作るゲーム、「Tiny Glade」はちょっとメルヘンチックで可愛らしいお城や家を作るゲームです(工夫次第でいろんなものが作れるみたい)。この2つのゲームの特徴は、とにかく自由に作っていいということ。自分好みの町やお城を作っている最中に敵が襲ってくるとかは全くないですし、最初から殆どのリソースを好きなだけ使って、好きなものを作れます(「何かの建物を作るのに何らかの素材が何個必要」みたいな制約がない)。自分で作った都市やお城は、ゲーム内の様々なオプションを駆使してスクリーンショットとして保存でき、PCの壁紙とかに設定することもできます。今回ギャラリーに乗せている画像は、試しに僕が「Dystopika」と「Tiny Glade」で作ってみたもののスクショです。
個人的にはサイバーパンクな世界観が大好きなので、特に「Dystopika」にハマっています。このゲームの凄いところは初心者にもとっつきやすいところで、基本的にプレイヤーがすることはあらかじめ用意されたビルやオブジェクトから好きなものを選んでフィールドに置くだけなんです。レイアウトとかが難しいと感じてしまう人でもお気になさらず。一つビルを置くと、自動で周囲にもビル群が出現し、自然な配置に整えてくれます。適当にビルを置くだけでも、気が付けば立派な近未来都市が出来上がっているはず。建物の大きさ調整等の操作も直感的でわかりやすいです。反面、作りこもうと思えばハイウェイやモノレールなどの交通網を自由に敷設したりもできるので、僕のような初心者から玄人までしっかり楽しめます。まだ自分はハイウェイや鉄道網のレイアウトに慣れておらず、そのあたりにあまり手を付けられていないので、今後上手くなっていきたいですね。
一方で、「Tiny Glade」は凄く良いゲームなんですが、「Dystopika」と比べるとやや難しめなゲームだと思いました。建物のレイアウトや土地自体の作り込み要素(水辺や樹木の配置、地面の高低差等)の自由度が高いので、何から手を付ければいいのか考えるのが大変ですし、思いついたとしてもなかなか思い通りに形にできないんです。始めたばかりの僕のスキルではまずは添付のスクショのような簡単な建物を作るのが精一杯でした。こちらも今後遊んで行って腕前を磨きたいです。
「Dystopika」と「Tiny Glade」、どちらもPCのゲームではありますが、価格は割とリーズナブルで、要求スペックもそこまで高いわけではありません。よかったらぜひ試してみてください!自分だけの素敵な近未来都市やお城を作って、スクショを取って壁紙にすれば感慨もひとしおですよ!
以下はSteamの販売ページのURLです。ご参考までに。
(Dystopika)
https://store.steampowered.com/app/2379910/Dystopika/?l=japanese
(Tiny Glade)
https://store.steampowered.com/app/2198150/Tiny_Glade/?l=japanese
かん (土曜日, 18 1月 2025 18:19)
≫でぃえごさん
お返事が大変遅くなってしまってごめんなさい。
たった今「Cyberpunk2077」のナイトシティの画像を検索していたのですが、まさにブレードランナーの世界観という感じで、めちゃくちゃ良いですね。
なんとなく画像を眺めていて、世界観が新しい方の「ブレードランナー2049」により近い感じなのかな、と想像したりもしました。
(このゲームをやったことがないので、あくまで想像という感じなのですが)
年末年始バタバタしていてアニメを見る時間を作れていなくて、実は僕もまだ「エッジランナーズ」見れてないです笑
個人的にすごく思い入れが強い作品になりそうな予感がしているので、時間ができた時にゆっくりみたいなって感じで取ってあります(そういってるうちにネトフリの配信が終わったらどうしよう笑)
「Hello Seattle」聴いてくださってありがとうございます、嬉しいです!
僕も「Good Morning Night City」をたった今検索して聴いているのですが、Owl Cityと音の系統が近いですよね。
ニューウェイブ、シンセウェイブっぽい感じの、ちょっとレトロだけど切なくて癒される曲調でかなり好きです。
この曲はシンプルな曲調で、音数が絞られているインストの分、実際にナイトシティをドライブしたり散策しているかのようなイメージが脳内に湧き上がります。
エモさとデジャヴ感わかります!
モロ・ベイも検索してみたのですが、僕もイメージとちょっと違いました!
あ、でも街の雰囲気の写真を眺めていて、なんとなくノスタルジーを感じさせる面があるなぁと思い、そういった意味でゲームの作者さんが何か共通したものを見出したのかも(?)と思ったりもしました。
でぃえご (火曜日, 12 11月 2024 13:50)
≫かんさん
「Cyberpunk2077」プレイ環境の要求が高い(最低でもPS5、それ以上ならばハイエンドゲーミングPCが必須)なので、手放しにお勧めできるゲームではないのですが、ゲーム内容自体は本当に面白いですよ!ストーリーやゲームシステムもいいのですが、前のコメントでも書いた通り、やはりナイトシティの作りこみがすごいのが一番の魅力です。アニメの「エッジランナーズ」もすごく評判いいですよね。自分はだいぶ前にネトフリ退会してしまっていたので未視聴なのですが、これだけのために一時的にネトフリと再契約するのもありかもなんて思っていたりもします。
シアトルの写真を漁りながら「Hello Seattle」も聞いてみました。イイですね。ちなみに「Cyberpunk2077」でもゲーム内で街中の移動中にラジオをかけることができ、タイアップしているアーティストの多くの楽曲を垂れ流しながらナイトシティを散策することができるんです。その中に「Good Morning Night City」という曲(曲名だったか、曲中のフレーズだったかはうろ覚えです)があって、「Hello Seattle」を聴きながらシアトルの写真を眺めていると、その曲を聴きながらナイトシティを散策しているような気分になって、謎のエモさとデジャヴュを感じていました。
余談ですが、かんさんの返信を見て「そういえばナイトシティのモデルになった場所ってどこなんだろう?」と思って調べてみたら、カリフォルニア州のモロ・ベイという所なんだとか。実際にはゲーム内でのあのメガロポリスのイメージとはかけ離れた閑静な港町でびっくりしました笑
かん (土曜日, 09 11月 2024 17:25)
>>でぃえごさん
「Cyberpunk 2077」もめちゃくちゃいいですね。
アニメ「サイバーパンクエッジランナーズ」の元となっているゲームなんですね!
僕は今アニメだと「怪獣8号」を見ているのですが、これを見終わったら次に見てみようと思っています。
でぃえごさんの文章、文体自体がサイバーパンクの小説を読んでいるような感覚を呼び起こすので、めちゃくちゃ好きです。
ゲームの世界観とかを文章で忠実に表現するって、なかなか難しいような気がしますが、でぃえごさんの文章を読んでいると、視覚的な情景がパッと頭の中に浮かび上がるというか、感覚に直に訴えかけてくるような感じが、好きなんですよね。
「Dystopika」のスクショ、僕の中で何かに似ているなぁ、見覚えがあるなぁと思ったら、昔よく検索していたシアトルの街の写真のことだと、今ふと思い出しました。
Owl Cityというアーティストに、物凄くハマっていた時期があったのですが、「Hello Seattle」という曲があって、その曲を聴きながらシアトルの街の画像をGoogleで検索して、色々と思いを馳せるのが好きでした。
一度も行ったことのない場所なのに、何故か懐かしくて、でぃえごさんの言う通り「心が落ち着く」ような、不思議な感覚になるんですよね。
サイバーパンクとは少し話がずれてしまったのですが、こういう感覚って僕のルーツみたいなものだと感じているので、つい共有したくなって書いてしまいました。
長文すいません。
シアトルの街の写真と、Owl CItyの「Hello Seattle」のリンクも貼っておくので、もし気が向いたら、よかったら覗いてみてください。
シアトルの街の写真
https://www.cuddlynest.com/blog/wp-content/uploads/2023/04/downtown-seattle-scaled.jpg
https://harrell.seattle.gov/wp-content/uploads/sites/23/2023/06/SeattleNight-1-scaled.jpg
Owl City - Hello Seattle
https://www.youtube.com/watch?v=7uvc46jujn8
でぃえご (火曜日, 05 11月 2024 22:02)
>>かんさん
「Limbo」は好きな実況者さんが過去に取り上げていたので知っていたのですが、「Machinarium」は今回初めて知りました。確かにビジュアルから感じられる退廃的ながらも美しい雰囲気に惹かれるものがありますね。気になります!
僕もサイバーパンクな世界観は大好きなので、「Dystopika」はお気に入りです。ゲームで言うと他には「Cyberpunk 2077」が大好きでしたね。かなり有名なAAAタイトルですが、本作を一言で表すなら「プレイするブレードランナー」といった感じです。所謂オープンワールドと呼ばれるジャンルの作品で、かなりしっかりめのストーリーは存在するものの、物語を追わずに街を散策したり、サブクエストをこなしたりとやりたい放題できるため、自分はついついメインストーリーそっちのけでラジオを流しながら雨の日のナイトシティ(本作の舞台となる2077年のアメリカの架空都市)を当てもなくバイクで爆走したり、アパレルショップめぐり(多彩なキャラクターコーディネート要素も本作の魅力です)ばっかりしてしまいます。本来バリバリのアクションゲームで、ストーリーもかなりハードめなんですけどね笑。実はここに載せてる「Dystopika」のスクショも、拙いなりにこの「Cyberpunk2077」の雰囲気を参考にして作ってみたという次第です。
退廃的で、雑多なんだけど何処か心を落ち着かせるような雰囲気。サイバーパンクな世界観からしか得られない栄養って確実にありますよね。
かん (日曜日, 03 11月 2024 17:32)
10代の頃に、Steamのゲームにすごく興味があった時期があって、自分の感性に合うようなものを色々調べていたので、なんだか、その時のことを思い出して、すごく懐かしい気持ちになりました。
インディーゲームの中でも、雰囲気ゲーと呼ばれるようなものにすごく興味があって、当時少し話題になっていた、「Limbo」とか「Machinarium」とか、実際に購入してプレイしてみたのですが、なかなか難しくて、結局あまり続かなかったなぁ、という感じです。
「Dystopika」「Tiny Glade」両方とも今年発売された比較的新しいゲームなんですね。
こういう世界観や雰囲気を持ったもの、インディペンデント精神に溢れていて、「刺さる人には刺さる」みたいな感じのものが、新しい解釈でリバイバルされてきているのって、なんだかすごく嬉しいです。
両方良いですが、僕は特に「Dystopika」が刺さります!
サイバーパンクの世界観は、僕も本当に好きです。
映画の「ブレイドランナー」は、随分前に観たのですが、内容がうろ覚えだし、今観たらまた違った視点や解釈ができるような気もするので、近々また観てみよう、と思いましたね。
でぃえごさんの撮ったスクリーンショット、めちゃくちゃ好きです。
切り取り方とか、視点というか、空間の捉え方みたいなものが、すごく感覚的で好きです。
シネマティックなものをすごく、意識して撮られた感じがします。
これをずっと眺めていると、「この世界の中に、もうずっと、永遠に住んでいたい」というような、安堵とか郷愁が入り混じった、不思議な気持ちにさせられます。
でぃえご (木曜日, 31 10月 2024 13:59)
>>れいちぇるさん
「Tiny Glade」良いですよね。ただ、作りたいものを「思いつく」だけでなく「形にする」センスが問われるので僕のようなアクションやRPGばっかやってる人には中々に難しいところもありますが。PC、特にSteamは、こういう「良いゲームだけど一般のゲーム機向けに出してもヒットしなさそう」なゲームが星の数ほどあるのが魅力だと思います。
一方で、最近だと意外にも任天堂がインディーの普及に力を入れているので、こういう誰でもまったり好きなものを作れるゲームをswitchとかでも出してくれたら、案外喜ぶ人は多そうなんだけどなぁ、とも勝手に思ってたりします。
マイクラ、僕も一時期出来心で触ってみたことがあるのですが、からっきしでした。何作っても豆腐(四角くて味気ない建築物の俗称)になっちゃうんですよねぇ…(泣)
れいちぇる (木曜日, 31 10月 2024 08:45)
個人的には「Tiny Glade」の雰囲気が可愛くて好きです!
最初から好きなものを好きなだけ使えるというのはいいですね。
マイクラは少しやってみたことがあるのですが、操作に慣れなくて画面酔い気味になっちゃいました・・