【かん】「Y2Kという言葉にならない感覚」について / 「個人的に現行でY2Kを感じる」楽曲+MV集

以前のギャラリーで「そもそもY2Kとは」という話もあがったので、次のギャラリーではそれについての説明をちゃんとしようと考えていました。

なんというか、やっぱりきちんと説明しないと伝わるものも伝わらないかな、と思う部分はあったので。

 

といっても、僕はものすごく感覚的な人間でこういうのを言語化して説明するのがとにかく下手くそなんです。

このことについて、昔からなんでなんだろうとずっと考えてきたのですが、最近やっと自分の中で一つの答えみたいなものに辿り着きました。

 

「自分にとって思い入れが強いものって、一般的な概念を無視してどんどん自分の中で世界観を膨らませてしまう傾向が僕にはあるんだ」

 

おそらくこういうことなんじゃないかと。

この「自分自身に負担がかかるほどの思い入れの強さ」が、もしかしたらずっと僕を苦しめてきたんじゃないかということにも、段々と客観的に気付き始めました。

 

前置きが長くなってしまいました。

Google検索で出てきた「生成AIによる概要」がめちゃくちゃ有能だったので、「一般的なY2Kの概念」については今回そこから拝借させてもらいます↓

 

「Y2K(ワイツーケー)とは、「Year 2000」の略で、西暦2000年を意味します。また、1990年代後半から2000年代初頭にかけての時代や、その頃に流行したファッションや音楽、デザインなどのカルチャー全般を指す言葉としても使われています」

 

これを読んでいて僕が重要だと思ったのは、Y2Kといっても「1990年代後半も含んだカルチャー全般」というところにあると思うんですよね。

 

「Y2Kの雰囲気、時代性やムード、カルチャーの土壌」のようなものは、個人的に1990年代後半に作り上げられたものだと感じます。

これはあくまで僕の感覚なので、正確さを保証できるものではないですけどね。

 

批評などを読んでどうこう、というよりは、実際に僕が以前から1990年代後半の音楽やミュージックビデオなどに触れてきて、自分自身の中で体感として自然と生み出されてきたような感覚ですね。

 

批評などでY2Kについて、言葉で説明されても、難しくてよくわからないけど、自分自身の潜在的な感覚のかなり深いところで、その概念について理解している。

 

頭で理解しようとしても、ぼんやりしているけど、心の奥底の深い部分ではきっちりピントが合って、まるでそれが自分自身の一部であるかのように信頼を寄せている。

その世界があれば、生きていける。

 

こういうことって、Y2Kだけに限らず、意外と日常的にありふれていることだと思います。

僕はその自分自身の感覚的な部分を、ずっとずっと大切にしていきたいし、否定せずに生きていきたいと思っています。

 

それはこれを書いていてなんとなく思ったことです。

誰かに合わせてしまっても、人の波に流され続けていても、自分自身の信念や根底にあるものは一切歪むことはない。

 

それは絶対に、絶対に、裏切らない。

僕はこれからしんどくなった時は、できるだけこのことを思い出すようにしようと思います。

コメント: 2
  • #2

    かん (火曜日, 24 12月 2024 12:49)

    >>れいちぇる
    コメントありがとうございます!
    2000年代、2000年前後のカルチャー、Y2Kはその両方の意味で使われたりもするので、どっちの解釈でもいいと思います。
    そもそもめちゃくちゃ漠然としすぎている概念なので、自分なりに定義付けをした上で感覚的な部分を伝えられたらなぁと思い、このギャラリーを書きました。
    僕自身が1999年生まれなので、その辺りの雰囲気が大好きだし、すごく思い入れがあるんですよね。
    僕は以前、古着が好きで写真もあげたりしましたが、実はファッションのことはかなり疎いので、オフショルダーというのがどういう服なのかちゃんとわかってなかったです、勉強になります笑
    なるほど、服にちゃんと着目してMVを見ると、Y2Kへの解釈もさらに深まりますね!

  • #1

    れいちぇる (木曜日, 19 12月 2024 10:59)

    なるほど、Y2Kって2000年代というよりも2000年前後のカルチャーってことなんですね!
    かんさんのMV集、すごく1990年代後半の雰囲気があります!私も1990年後半の雰囲気は懐かしさもあってけっこう好きです。
    女の子の服の、オフショルダーの感じとか、だぼっとした服にミニスカだったりショーパンだったりを合わせている服とか、当時のにおいを感じますね~。かわいい!